看護実習の前日、布団に入ってもなかなか眠れない。
やっと目を閉じても、「明日また怒られたらどうしよう」「記録のことを聞かれたら答えられるかな」と考えてしまって、気づけば時間だけが過ぎていました。
眠らないといけないのに眠れない。
そんな夜を何度も過ごして、「このまま朝が来なければいいのに」と思ったこともあります。
看護実習では、記録や事前学習に追われるだけでなく、緊張や不安で心が休まらないことも多いです。
寝不足のまま朝を迎えて、重たい体で病院へ向かうのが本当につらかったのを覚えています。
でも、あの頃の私はずっと
「眠れないのは自分が弱いから」
「ちゃんとできる人は、こんなことで苦しまない」
と思っていました。
今振り返ると、そうではありませんでした。
看護実習の前日に眠れなくなるのは、それだけ必死に頑張っていたからだったのだと思います。
この記事では、看護実習の前日に眠れず、寝不足のまま朝を迎えていた頃のことをまとめます。
同じようにつらさを抱えている人に、少しでも「自分だけじゃない」と思ってもらえたらうれしいです。
看護実習の前日に眠れなかった理由
私が眠れなかった理由は、ひとつではありませんでした。
まず大きかったのは、明日の実習への不安です。
受け持ち患者さんのこと、援助のこと、記録のこと、指導者さんに何を聞かれるか分からないこと。
考え始めると止まらなくて、頭の中で何度も明日の場面を想像していました。
それに加えて、記録や事前学習が終わらない焦りもありました。
「ここまでやらないといけない」「でも時間が足りない」と思いながら机に向かって、気づけば夜遅くなっている。
体は疲れているのに、頭だけがずっと張りつめていて、布団に入ってもすぐには眠れませんでした。
さらに、眠れないことで逆に焦ってしまうこともありました。
「早く寝ないと明日がしんどい」
「あと何時間しか寝られない」
そう考えるほど目が冴えてしまい、余計に眠れなくなる。
そんな悪循環に何度も入っていた気がします。
実習が進むにつれて、私はだんだん「実習そのものが怖い」と感じるようにもなっていました。
→ 「看護実習が怖い」と感じていたときのことは、こちらの記事にも書いています。
寝不足のまま朝を迎えるのが一番つらかった
夜眠れないこともつらいのですが、本当にしんどかったのは朝でした。
アラームが鳴った瞬間に、「もう朝なんだ」と絶望するような気持ちになる。
まだ全然休めていないのに、起きて準備をして病院へ向かわないといけない。
その現実が重くて、布団から出るまでに時間がかかる日もありました。
顔を洗って制服に着替えても、気持ちは全然切り替わりません。
「今日を乗り切れるかな」
「また何か言われるかもしれない」
そんなことばかり考えて、家を出る前からもう疲れていました。
病院へ向かう途中も、眠気と不安が混ざっていて、心も体もずっと重たい感じでした。
実習が始まる前からすでに余裕がなくて、いつも以上に小さなことで焦ってしまう。
実習が続く中で、私はだんだん自信をなくしていきました。
→ 「実習で自信をなくした」ときのことはこちらの記事にも書いています。
眠れない自分を責めていた
あの頃の私は、眠れないこと自体よりも、眠れない自分を責めることでさらに苦しくなっていました。
「みんなも大変なのに、自分だけこんなことでつらくなっている」
「もっとしっかりしないといけない」
「こんな状態で看護師になれるのかな」
そうやって、自分に厳しい言葉を向けていました。
でも実際は、看護実習で不安や緊張が大きくなって眠れなくなるのは、珍しいことではないと思います。
実習は、慣れない環境の中で人の命や生活に関わりながら学ぶ場です。
記録や勉強の負担もあり、気持ちが張りつめて当然です。
それなのに私は、「眠れない=ダメな自分」と決めつけてしまっていました。
今思えば、必要だったのは根性ではなく、まず自分がかなり追い詰められていると認めることだったのかもしれません。
看護実習で寝不足になるのは甘えではなかった
当時は、寝不足でつらいと言うことさえ、どこか甘えのように感じていました。
でも、実習中の寝不足は、単純に夜更かしをしたからではないことが多いです。
やることが多いことに加えて、緊張、不安、プレッシャーが重なって眠れなくなる。
心が休まらない状態が続けば、睡眠に影響が出るのは自然なことです。
だから、実習の前日に眠れない自分を必要以上に責めなくてよかったのだと思います。
つらいものはつらいし、しんどいものはしんどい。
そこに「頑張りが足りない」「気持ちが弱い」という言葉を重ねなくてもよかったはずです。
あの頃の私は、ずっと限界に近かったのかもしれない
今振り返ると、眠れなかったのは単なる睡眠の問題ではなく、心が限界に近づいていたサインでもあったのかもしれません。
日中は実習をこなし、帰ってからは記録や事前学習。
気を抜ける時間が少なく、失敗への怖さや「ちゃんとやらなければ」という思いも強かったです。
そういう状態が続けば、夜になっても心が休まらないのは当然だったと思います。
看護実習の前日に眠れなかった私が今思うこと
今あの頃の自分に声をかけるなら、
「眠れないほど頑張っていたんだね」
と伝えたいです。
もっと早く、
「つらい」
「怖い」
「しんどい」
と認めてもよかったと思います。
実習の前日に眠れなくなると、自分だけ取り残されているような気持ちになるかもしれません。
でも、そうやって不安でいっぱいになっていた人は、きっと少なくありません。
実習の前日に眠れない夜を過ごしていた頃の自分を、今なら少しだけやさしく見られます。
まとめ
看護実習の前日に眠れないのは、気合いが足りないからでも、弱いからでもなかったと思います。
不安や緊張、記録の負担、失敗したくない気持ちが重なって、心も体も休まらなくなっていたのだと思います。
もし今、看護実習の前日に眠れず苦しんでいる人がいるなら、まずは
自分だけではない
と思ってほしいです。
眠れないほどつらい中で実習に向かっていること自体、もう十分頑張っています。
実習の頃からその後までのことについては、
→ 看護学校中退その後 の記事でもまとめています。
実習では緊張してしまい、頭が真っ白になることもありました。
→ 看護実習で緊張してしまう と感じていた頃のことはこちらの記事にも書いています。
もし、看護実習の前日に眠れないほどつらいときは、
環境そのものが合っていない可能性もあります。
無理に耐え続けるのではなく、
違う働き方を知ることも一つの選択肢です。
▶ 看護師転職サイトおすすめ4選はこちら
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