看護実習で患者さんに迷惑をかけたと思った日|学生の失敗とその後

看護実習 患者さん迷惑かけた
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看護実習で「患者さんに迷惑をかけた」と思った出来事

看護実習では、
患者さんと直接関わる場面が多くあります。

だからこそ、少しのミスでも

「患者さんに迷惑をかけてしまったのではないか」

と強く落ち込んでしまうことがあります。

私にも、そう感じた出来事があります。

ある日、病室の環境整備をしているときのことでした。

患者さんは病室におらず、
ベッドまわりを整えていたときに、
テレビ台の近くに置いてあったコップに手が当たってしまいました。

そのコップは床に落ちて割れてしまいました。

あとから知ったのですが、
そのコップは患者さんの娘さんがお父様のために持ってきた大切なものでした。

その瞬間、私は

「とんでもないことをしてしまった」

という気持ちでいっぱいになりました。

学生保険を使うことになった出来事

すぐに指導者へ報告し、
状況を説明しました。

結果として、
看護学生向けの保険を使って対応することになりました。

学生の実習では、
このようなトラブルに備えて保険に加入していることがあります。

当時の私は、

「患者さんの大切な物を壊してしまった」

という申し訳なさでいっぱいでした。

指導者の方は落ち着いて対応してくださいましたが、
私はしばらく気持ちの整理がつきませんでした。

実習では小さな出来事でも大きく感じてしまう

振り返ると、
実習中は常に緊張した状態でした。

怒られないようにしなければいけない。
失敗してはいけない。
評価されている。

そう思いながら過ごしていると、
小さな出来事でもとても大きな失敗に感じてしまいます。

実際、私は

「自分は看護師に向いていないのではないか」

と本気で思うこともありました。

実習では、
ほんの一つの出来事が
自分の価値を否定されたように感じてしまうことがあります。

▶ 看護実習で「自分だけできない」と感じていた頃の話はこちら

失敗を通して学ぶこともある

もちろん、失敗は良いことではありません。

ですが実習は、
「学ぶための場所」でもあります。

学生のうちに経験した出来事は、
その後の看護観や安全意識につながることもあります。

実習では

・環境整備
・患者さんの持ち物
・病室の安全

こうした一つ一つの行動にも
注意が必要だということを、私はこの出来事で強く感じました。

小さな出来事でも、
患者さんにとっては大切なものや大切な時間が関わっています。

今、実習で失敗して落ち込んでいる人へ

実習では、
思い通りにいかないことも多いと思います。

小さな失敗でも

「自分はダメだ」

と感じてしまうことがあります。

でも、実習は完璧にこなす場所ではありません。

学びながら、
少しずつ経験を積んでいく場所です。

もし今、失敗して落ち込んでいる人がいたら
どうかそれだけで自分を否定しないでください。

実習の中で感じたことや学んだことは、
あとから振り返ると
自分の大切な経験になっていることもあります。

▶ 実習中に失敗して実習が一時停止になったときの話はこちら

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