看護実習 挫折した私が気づいたこと|環境を変えるという選択肢

看護実習で挫折 気づいたこと

看護実習で、私は何度もつまずきました。

記録は書き直しばかり。
関連図はまとまらない。
報告では頭が真っ白になる。

周りはできているように見えるのに、自分だけが止まっている気がしました。

「向いていないのは自分なんだ」

そう思い込み、私は最終的に看護学校を中退しました。

あの頃は、本気で終わったと思っていました。

でも今は違います。

挫折を経験したからこそ、分かったことがあります。

目次

実習で壊れかけた理由は「能力」ではなかった

当時の私は、自分の能力を疑っていました。

理解力がない。
要領が悪い。
看護師に向いていない。

そうやって、自分を責め続けていました。

でも振り返ると、私は決して怠けていたわけではありません。

寝不足で実習に向かい、帰宅後も記録に向き合っていました。
それでも追いつけなかった。

今なら分かります。

できなかったのは「能力不足」ではなく、余裕がなかったからでした。

常に緊張し、怒られないかと怯え、評価を気にし続ける。

その状態で冷静に考えられるはずがありません。

私は“できない人間”だったのではなく、追い込まれていただけでした。

環境が合わないと、人は簡単に追い込まれる

実習という環境は、思っている以上に影響が大きいものです。

指導者との相性。
病棟の雰囲気。
評価のプレッシャー。

実習中の私は、
「周りに遅れないようにしなければ」
「ここでつまずいたら終わりだ」
と、常に焦っていました。

実習がうまくいかない=看護師になれない。
そんな極端な思考になっていたのだと思います。

将来のことを冷静に考える余裕もありませんでした。
ただ目の前の実習を通ることだけで精一杯でした。

人は、合わない場所では簡単に自信を失います。

一度離れて分かったこと

中退したとき、正直ほっとしました。

同時に、情けなさもありました。

それでも時間が経ち、准看護学校へ進み、最終的に正看護師になりました。

遠回りでした。

でも、環境が変わると、自分の見え方も変わりました。

精神科でも看護は成立する。
急性期に行かなかったからといって、終わりではない。

「ここしかない」と思い込んでいた頃とは、視野がまったく違いました。

合わない環境で無理を続けなくていい

あの頃の私は、「ここで耐えるしかない」と思っていました。

でも今は思います。

環境は変えられる。

看護師は、一つの病院だけがすべてではありません。

部署が違えば空気も違う。
分野が違えば求められるものも違う。

そして今は、転職という選択肢もあります。

情報を持っているだけで、心の余裕は変わります。

必ず辞めろという話ではありません。
ただ、「ここしかない」と思い込まなくていい、ということです。

まとめ

実習で挫折したことは、消えません。

中退した事実も変わりません。

でも、それで人生が終わるわけではありません。

合わない環境で無理を続けることが、必ずしも正解ではない。

立ち止まることも、環境を変えることも、選択肢のひとつです。

私は遠回りしました。

それでも、看護師になれました。

もし今、追い込まれているなら。

あなたの価値は、今いる環境だけで決まるものではありません。

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