看護実習の報告。
順番が回ってくるだけで、心臓がバクバクする。
立った瞬間、頭が真っ白になる。
言いたいことがあったはずなのに、言葉が出てこない。
そんな経験、ありませんか?
私は何度もありました。
「なんでそんなことも言えないの?」
そう言われたこともあります。
でも今なら分かります。
報告で頭が真っ白になるのは、能力の問題ではありません。
なぜ報告で頭が真っ白になるのか
多くの人はこう思います。
・覚えていないから
・準備不足だから
・理解できていないから
でも実は違います。
原因の多くは「緊張」と「評価される恐怖」です。
実習中は常に見られています。
間違えたら怒られるかもしれない。
変なことを言ったら恥ずかしい。
その状態では、脳は“考えるモード”ではなく“防御モード”になります。
だから思考が止まるのです。
実習で怒られること自体が怖くなっていた時期もありました。
報告が怖いのではなく、「怒られること」が怖かったのです。
私が失敗していた報告のやり方
看護師さんへの報告のときでした。
正直、何を報告したのかはもうはっきり覚えていません。
ただ、伝えた瞬間、
下から見上げるような視線で
「はぁ?」という表情をされたことだけは、今も覚えています。
明らかに機嫌が悪い、キレたような顔でした。
その瞬間、頭が真っ白になりました。
何がいけなかったのか分からない。
どこが間違っていたのかも分からない。
でも「ダメだった」ということだけは分かる。
それが、すごく怖かった。
間違えたことよりも、
“何がいけなかったのか分からないこと”のほうが怖かったのです。
当時の私は、
「完璧に言わなきゃいけない」
と思っていました。
だから、
・情報を全部入れようとする
・順番を完璧にしようとする
・指導者の顔色を気にしすぎる
結果、パンクしました。
報告は“テスト”ではありません。
でも私は、毎回テストのつもりで立っていました。
変えて楽になった3つのこと
① 「結論から1文だけ言う」と決めた
→ 例:「Aさんは〇〇のリスクが高いと考えました。」
② 完璧を目指さない
→ 70%で出す、と決める
③ 怒られる=否定ではないと知った
→ 指摘は修正であって人格否定ではない
これだけで、頭が真っ白になる回数は減りました。
それでも怖いあなたへ
もし今、
・声が震える
・報告が回ってくるのが怖い
・自分だけできない気がする
そう感じているなら、安心してください。
それは能力不足ではありません。
あなたが真面目だからです。
実際、私は実習で追い詰められ、
「自分だけできない」と思い込み、中退しました。
▶ 看護実習で「自分だけできない」と感じて中退した話はこちら
でも今は看護師として働いています。
報告が苦手だった私でも、なれました。
まとめ
報告で頭が真っ白になるのは、
✔ 能力不足ではない
✔ 緊張による思考停止
✔ 完璧主義が原因になっていることが多い
実習は“できる人を選ぶ場”ではありません。
“成長する場”です。
今うまくできなくても、将来を決める材料にはなりません。
今日の報告がうまくいかなくても、
あなたの人生は終わりません。
報告だけでなく、記録の書き直しが続いてつらかった時のことは、こちらにまとめています。
看護実習で記録が書き直しばかりになる人へ|中退→再入学した私が見直した3つのポイント
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