看護実習で怒られるのが怖い|実際に言われてつらかったことと乗り越え方

看護実習怒られるのが怖い
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なぜ看護実習では怒られることが多いのか

看護実習では、患者さんの安全が何よりも優先されます。
少しの判断ミスが大きな事故につながる可能性があるため、指導はどうしても厳しくなりがちです。

また、現場は常に忙しく、指導者も余裕があるとは限りません。
本来なら丁寧に伝えたいことも、強い口調になってしまうことがあります。

その場ではきつく感じても、多くは「あなたがダメだから」という理由ではありません。
患者さんを守るため、そしてあなた自身を守るための指導であることがほとんどです。

もちろん、言い方がつらいと感じることもあります。
でも、怒られる=否定されている、とは限らないのだと思います。

実際に言われてつらかった言葉

実習中、強い口調で注意されたことがあります。
具体的な言葉はもうはっきり覚えていませんが、そのときの空気の重さは今でも覚えています。

周囲の視線が一気に集まった気がして、体が固まりました。
「また何かしてしまった」と頭の中が真っ白になり、次に何をすればいいのか分からなくなりました。

怒られた内容よりも、「自分は向いていないのではないか」と思ってしまったことの方がつらかったのかもしれません。
実習では、ほんの一言でも心に深く残ることがあります。

怒られたあと、頭が真っ白になった話

私は一度、実習が停止になったことがあります。
患者さんをベッドに座っていただいたあと、「大丈夫だろう」と思い、手を離してしまいました。
その瞬間、患者さんがバランスを崩し、ベッド柵に頭をぶつけてしまったのです。

何が起きたのか理解するまで、数秒かかった気がします。
頭が真っ白になり、心臓の音だけが大きく聞こえました。
「取り返しのつかないことをしてしまった」と、自分を強く責めました。

その後、実習は一時停止になりました。
怒られるのが怖い、というよりも、「もう続けられないかもしれない」という不安の方が大きかったのを覚えています。

でも、あの経験があったからこそ、安全の重みを本当の意味で学びました。
看護実習で厳しく指導されるのは、感情ではなく“安全”が最優先だからなのだと、あとから少しずつ理解しました。

だからこそ、今怒られて落ち込んでいる人も、自分を否定しすぎなくていいと思っています。
失敗や注意の中には、必ず学びがあります。
その経験が、次の一歩につながることもあると、私は実習を通して知りました。

再出発して気づいたこと

実習が停止になったあと、私は一度立ち止まりました。
正直、「もう無理かもしれない」と思ったこともあります。

実習で「自分だけできない」と感じて中退した私が、
それでも遠回りして看護師になれた理由については、
「看護実習で自分だけできないと感じて中退した私が、遠回りして看護師になれた理由」の記事で詳しく書いています。

それでも再出発して気づいたのは、怒られること自体が悪いわけではない、ということでした。
本当に怖いのは、注意されることではなく、安全を軽く考えてしまうことだったのだと思います。

指導者の厳しさの奥には、「患者さんを守る」という前提があります。
そして同時に、「あなたにもできる」と思っているからこその指導でもあるのだと、あとから少しずつ理解しました。

あの経験がなければ、私は安全の重みをここまで深く考えられなかったかもしれません。
失敗は消えませんが、意味を持たせることはできる。
それが、再出発して得た一番大きな気づきでした。

怒られるのが怖いあなたへ

実習で怒られるのは、決して気持ちのいいものではありません。
怖いし、落ち込むし、自信もなくなります。

私も、怒られるたびに「自分は向いていないのかもしれない」と思っていました。
でも今振り返ると、あの苦しさの中にいたからこそ分かることもありました。

今はつらくても、その時間が全部無駄になるとは限りません。
だからこそ、もし今「もう無理かもしれない」と感じているなら、それだけで自分を否定しないでほしいです。

実習がつらくなると、「頑張るしかない」と思い込んでしまいやすいです。
でも本当は、辞めるか続けるかを感情だけで決める前に、一度立ち止まって考えてもいいと思います。

もし今、実習がつらくて「辞めたい」と感じているなら、
退学を決める前に考えたいことをこちらにまとめています。

▶ 看護学校を辞めたい人へ|退学を決める前に考えたい5つのこと

また、「頑張るしかない」と思ってしまうときほど、
環境を変えるという選択肢が見えにくくなっていることもあります。

無理に耐え続けるのではなく、
違う働き方を知ることも一つの方法です。

▶ 看護師転職サイトおすすめ4選はこちら

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