看護師に向いてないのかもしれない。
そう思ってしまう瞬間は、珍しいことではないと思います。
仕事がうまくできない。
周りと比べて落ち込む。
怒られたり、失敗したりするたびに、自信がなくなっていく。
そんな毎日が続くと、「自分は看護師に向いていないのではないか」と感じることがあります。
私も、看護の道の中で何度もそう思いました。
実習中もそうでしたし、その後も「自分はこの仕事に向いていないのかもしれない」と感じたことがあります。
でも今振り返ると、本当に向いていなかったのかというと、そう言い切れない気持ちもあります。
当時の私は、能力がないというより、環境や経験の中で自信を失っていただけだったのかもしれません。
この記事では、看護師に向いてないと思った人の特徴と、私が実際にそう思った理由を書きます。
今まさに「向いてないのかもしれない」と悩んでいる人の参考になればうれしいです。
看護師に向いてないと思ってしまう人には共通する苦しさがあります
看護師に向いてないと思う人には、いくつか共通する苦しさがあると思います。
それは、単純に能力の問題というより、心が追い込まれやすい状況にあることです。
たとえば、
- 失敗を引きずりやすい
- 周りと比べてしまう
- 怒られると強く落ち込む
- 自分に厳しすぎる
- うまくできないとすぐに「向いてない」と思ってしまう
こういう状態が続くと、自分を客観的に見るのが難しくなります。
本当はまだ慣れていないだけなのに、「私は向いていない」と結論づけてしまいやすくなります。
看護師は、責任が重く、人と比べやすく、失敗が目立ちやすい仕事です。
だからこそ、まじめな人ほど「向いてない」と感じやすいのかもしれません。
私が看護師に向いてないと思った理由
私が看護師に向いてないと思った理由は、ひとつではありませんでした。
いくつかのつらさが重なって、少しずつ自信をなくしていった感じです。
1.うまくできないことばかりが目についたから
看護の場では、覚えることも多いし、気を配ることもたくさんあります。
その中で、うまくできないことが続くと、自分のだめなところばかりが目につくようになります。
私も、「またできなかった」「また迷惑をかけたかもしれない」と思うたびに、自分には向いていないのではないかと感じていました。
できていることより、できなかったことばかりに意識が向いてしまうと、自信はどんどん減っていきます。
その状態が続くと、「向いてない」という気持ちも強くなっていきます。
2.周りと比べてしまったから
自分より落ち着いて見える人、要領よくこなしているように見える人を見ると、どうしても比べてしまうことがあります。
私も、「なんで自分だけこんなにできないんだろう」と思っていました。
でも実際には、周りも見えないところで悩んでいたかもしれません。
それでも、苦しいときはどうしても自分だけが劣っているように感じてしまいます。
比べれば比べるほど、自分の悪いところばかりが大きく見えてしまい、「向いてない」と思いやすくなります。
3.怒られたり否定されたように感じることが多かったから
看護の現場では、厳しく言われることもあります。
それが必要な指導だったとしても、受け取る側が限界に近いときは、ただ「自分はだめなんだ」と感じてしまうことがあります。
私も、怒られるたびに「やっぱり自分は向いていないのかもしれない」と思っていました。
一回一回は小さなことでも、それが積み重なるとかなり苦しくなります。
向いてないと思う背景には、能力だけでなく、そう思わされるような経験の積み重ねもあると思います。
4.自分に厳しすぎたから
今振り返ると、私は自分に厳しすぎた部分もあったと思います。
少しでもできないとすぐに落ち込み、「こんな自分じゃだめだ」と思っていました。
でも、慣れない環境で最初から何でもうまくできる人ばかりではありません。
それでも当時は、うまくできない自分を許せませんでした。
まじめな人ほど、「もっとできなきゃ」と自分を追い込んでしまいます。
その結果、能力の問題以上に、自分自身の考え方で苦しくなってしまうこともあります。
看護師に向いてないと思ったとき、本当に考えたいのは「能力」だけではありません
看護師に向いてないと感じるとき、つい「自分の能力が足りないからだ」と思ってしまいがちです。
でも実際には、それだけではないことも多いです。
たとえば、
- 今の職場が合っていない
- 指導の仕方がきつい
- 人間関係がつらい
- 働き方が合わない
- 心や体が疲れきっている
こういうことが重なっていると、本来の力が出しにくくなります。
そして、その状態で「向いてない」と思い込んでしまうことがあります。
今の環境で苦しいからといって、看護師という仕事全体に向いていないとは限りません。
ここを分けて考えることは、とても大切だと思います。
看護師に向いてないと思っても、職場が変われば感じ方が変わることもあります
私は今、能力だけですべてが決まるわけではないと思っています。
職場や働き方が変わるだけで、感じ方が大きく変わることもあるからです。
同じ看護師でも、
- 病棟
- クリニック
- 訪問看護
- 精神科
- 施設
など、働く場所によって求められることも雰囲気も違います。
今の職場で苦しいからといって、すぐに「看護師に向いてない」と決めなくてもいいのではないかと思います。
向いているかどうかより、今の環境が自分に合っているかどうかを見ることも大切です。
「向いてない」と思ったときに、自分を追い詰めすぎないでほしいです
看護師に向いてないと思っているときは、かなり苦しい時期だと思います。
できないことばかりが目について、周りと比べて、自分を責めてしまいやすいです。
でも、その苦しさの中で出した「向いてない」という結論が、必ずしも本当とは限りません。
疲れているとき、傷ついているとき、不安が強いときは、自分を正しく見ることが難しくなるからです。
だからこそ、今すぐ「自分は向いていない」と決めつけなくてもいいと思います。
少し休むことや、環境を見直すこと、働き方を変えることも選択肢にしていいはずです。
まとめ|看護師に向いてないと思っても、それだけで決めなくていいと思います
看護師に向いてないと思ってしまう人には、
- うまくできないことばかりが目につく
- 周りと比べてしまう
- 怒られた経験を引きずる
- 自分に厳しすぎる
といった特徴があることが多いと思います。
私も実際にそう感じていました。
でも今振り返ると、本当に向いていなかったというより、苦しさの中で自信を失っていただけだった部分も大きかったと感じています。
看護師に向いてないと思ったときは、能力だけで決めるのではなく、
- 今の環境が合っているか
- 働き方が合っているか
- 自分を追い込みすぎていないか
も考えてみてほしいです。
もし今、合わない職場で無理を続けていると感じているなら、こちらの記事にも書いています。
▶ 看護師は「能力」より環境で変わる|合わない職場で無理を続けないという選択
また、看護師を辞めたいと思ったときに転職という選択肢をどう考えるかは、こちらの記事にまとめています。
環境や働き方を変えることで、
感じ方が大きく変わることもあります。
まずはどんな選択肢があるのかを知るだけでも、
気持ちが少し楽になるかもしれません。
▶ 看護師転職サイトおすすめ4選はこちら
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