急性期を経験していない看護師は大丈夫?精神科スタートで不安だった私の体験

急性期経験がなくて不安… 精神科スタートの私が感じたこと

急性期を経験していない看護師として働いていて、
「このままで大丈夫なのかな」と不安になることはないでしょうか。

まわりが急性期病棟で経験を積んでいるように見えると、
自分だけ遅れているように感じてしまうこともあると思います。

私自身、看護実習でつまずき、
一度看護学校を中退した経験があります。

その後、遠回りをしながらもう一度看護の道に戻りましたが、
急性期に対してはずっと強い苦手意識がありました。

実習で怒られるのが怖くて、
何も頭に入らなくなった経験がある方は、
こちらの記事も参考になると思います。

▶ 看護実習で怒られるのが怖かった私の体験

目次

急性期を経験していない看護師が不安になる理由

急性期病棟で働いた経験がないと、
「看護師として経験不足なのでは」と感じてしまうことがあります。

看護師の仕事というと、
忙しい病棟でテキパキ動き、急変にも対応できる姿を思い浮かべる方も多いと思います。

そのため、急性期の経験がないことを
どこかで“劣っていること”のように感じてしまいやすいのかもしれません。

私も、精神科からスタートした自分に対して、
どこか引け目のようなものを感じていた時期がありました。


急性期がきついと言われる理由

急性期は、患者さんの状態が不安定で、
変化も早いのが特徴です。

そのため、観察・判断・対応のすべてにスピードが求められます。

さらに、処置や記録、報告、医師や他職種との連携など、
一つひとつの業務に緊張感があります。

業務量が多いだけでなく、
ミスが許されない空気を強く感じやすい環境でもあります。

こうした状況から、
急性期は「きつい」「しんどい」と言われやすいのだと思います。


急性期が怖いと感じるのは普通

急性期に対して「怖い」と感じるのは、
決しておかしいことではありません。

実際に私は、実習中に思考が止まり、
指導者の言葉が頭に入ってこなくなったこともありました。

何か言われても、その場ではうまく整理できず、
同じ考えだけが頭の中を回り続けるような感覚でした。

顔の表情もうまく作れず、
ただ時間が過ぎるのを待つような状態になったこともあります。

同じように、実習中に何も頭に入らなくなったときの感覚については、
こちらの記事にまとめています。

▶ 看護実習で何も頭に入らないと感じた体験|思考が止まった実習の日々

私は急性期をまったく経験していないわけではない

私は新卒で精神科病院に入職したため、
いわゆる急性期病棟での本格的な勤務経験はありません。

ただ、実際には一度、
急性期機能もある病院の地域包括ケア病棟で
約2か月間だけ働いた経験があります。

地域包括ケア病棟は、
急性期の治療を終えた患者さんが在宅復帰を目指す病棟であり、
急性期と生活期の間のような役割を担っています。

そのため、完全な急性期病棟ではないものの、
急変対応や医療処置に触れる場面もありました。

だからこそ、私は
「急性期をまったく知らない」というわけではありません。

ただ、短期間の勤務だったこともあり、
急性期看護をしっかり経験したとまでは言えない、
というのが正直な気持ちです。


精神科スタートだった私が感じたコンプレックス

精神科から看護師としてのキャリアを始めたことで、
私はずっと「これでよかったのかな」と考えることがありました。

一般科や急性期で経験を積んでいる人を見ると、
自分だけが別ルートを進んでいるように感じてしまったからです。

急性期の経験がある看護師の話を聞くたびに、
自分は看護師として足りないのではないか、と不安になることもありました。

特に転職を考えたときには、
「精神科しか経験していないことをどう見られるのだろう」
「急性期ができない私は不利なのではないか」
と感じていました。

でも、その不安の大きさは、
経験の有無そのものよりも、
“自分で自分を低く見ていたこと”にあった気がします。


急性期が向いていないと感じた理由

急性期では、
常に正確さとスピードが求められます。

私は実習の段階から、
緊張が強くなると頭が真っ白になり、
うまく動けなくなる傾向がありました。

「早くしなければ」と思うほど焦ってしまい、
余計に判断ができなくなることもありました。

そのため、急性期のように
常にスピードと緊張感が求められる環境では、
自分の特性と合わないと感じることが多くありました。

「自分だけできないかもしれない」と感じていた頃のことは、
こちらの記事にまとめています。

▶ 看護実習で「自分だけできない」と感じた理由|グループで浮いている気がした実習の日々


急性期を経験していない看護師でも大丈夫だと思う理由

今の私は、
急性期を経験していないことだけで、
看護師としての価値が決まるわけではないと思っています。

看護の現場は急性期だけではありません。

精神科、慢性期、回復期、地域包括ケア、施設、訪問看護など、
看護師が活躍できる場所はたくさんあります。

もちろん、急性期経験が求められる職場もあります。
でも、それがすべてではありません。

自分に合う環境で経験を積むことも、
立派な看護師としての歩み方の一つだと思います。

向いていない場所で無理を続けて心が折れてしまうより、
自分の特性を知ったうえで続けられる場所を選ぶほうが、
私はずっと大切だと感じています。


それでも不安が消えないときに思うこと

それでも、「急性期経験がない」という事実が
気になる日はあると思います。

私も完全に割り切れたわけではありません。

ただ、不安があるからこそ、
自分がどんな場面で苦しくなりやすいのか、
逆にどんな環境なら力を出しやすいのかを考えるようになりました。

不安を無理に消そうとするより、
その不安の中身を言葉にしていくことのほうが、
次の選択につながることもあると思います。

もし、「このままでいいのか」と悩んでいる場合は、
自分に合う職場を知ることも一つの選択肢だと思います。

実際に私も、環境が変わることで感じ方が大きく変わりました。

無理に急性期にこだわらず、
「自分に合う環境」を知ることも大切だと思います。

自分に合う働き方を考えたい方は、
実際にどんな選択肢があるのかを知ることも大切だと思います。

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まとめ

急性期を経験していない看護師が不安になるのは、
とても自然なことだと思います。

私自身、精神科スタートだったことにコンプレックスを感じ、
急性期に対して強い苦手意識を持ってきました。

地域包括ケア病棟で短期間だけ働いた経験はあるものの、
急性期看護をしっかり経験したとは言えない、
という思いも今もどこかにあります。

それでも、看護師として続ける道は
急性期だけではありません。

無理に自分を合わせようとするのではなく、
自分の特性を知ったうえで働ける場所を考えることも、
大事な選択だと思います。

もし「怒られるのが怖い」「実習がつらい」と感じているなら、
同じように悩んでいた頃の体験が、少し参考になるかもしれません。

▶ 実習で怒られるのが怖かったときの体験はこちら

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