急性期病院に2ヶ月だけ勤めて辞めた話|続けられないと感じた理由

2ヶ月で辞めた… 続けられないと感じた理由

急性期の経験を積んでおきたいと思って、
急性期機能のある病院に入る人は少なくないと思います。

私もその一人でした。

年齢的なこともあり、
急性期を3年くらい経験できたらいいなと思っていました。

ただ、実際に働いてみると、
思っていたように続けていける場所ではありませんでした。

私は一度、急性期機能もある病院の地域包括ケア病棟で働いたことがあります。
でも、実際に勤めていたのは約2ヶ月だけでした。

短かったからこそ見えたこともあれば、
短期間でも十分に限界を感じるには足りる環境だったとも思います。

急性期を経験していないことに不安を感じていた頃のことや、
看護師1年目で限界を感じたときの体験については、
こちらの記事にもまとめています。

▶ 看護師1年目で辞めたいと感じた体験はこちら


目次

急性期の経験を積みたいと思って入った

私はもともと、
急性期をしっかり経験してきたわけではありませんでした。

そのことに対して、
どこかコンプレックスのようなものを感じていたと思います。

だからこそ、
年齢的にも今のうちに経験しておいた方がいいのではないか、
急性期を3年くらい経験できれば今後の自信にもつながるのではないか、
そんな気持ちがありました。

実際に入ったのは、
急性期機能もある病院の地域包括ケア病棟でした。

完全な急性期病棟ではありませんでしたが、
急性期に近い環境に身を置くことで、
少しでも経験を積めたらと思っていました。


実際に働いてみると、人間関係がかなりきつかった

でも、実際に働き始めてみると、
最初に強くしんどさを感じたのは人間関係でした。

無視されることが多く、
話しかけても反応が薄かったり、
あたりの強い言い方をされることもありました。

もちろん、忙しい職場では
余裕がなくなることもあると思います。

それでも、毎日のようにそういう空気の中にいると、
働く前よりもどんどん気持ちが縮こまっていきました。

わからないことがあっても聞きづらくなり、
ただでさえ慣れない環境なのに、
さらに動きにくくなっていたと思います。


アセスメントもできず、進歩を感じられなかった

仕事内容そのものにもつまずいていました。

特に、アセスメントがうまくできないことが苦しかったです。

患者さんの状態を見て、
何を優先して考えればいいのか、
どこをどうつなげて判断すればいいのかが、
うまく整理できませんでした。

毎日働いているのに、
昨日よりできるようになったという感覚が持てず、
自分が進歩している実感もありませんでした。

ただ目の前のことをこなすだけで精一杯で、
経験が積み上がっている感じがしなかったのです。

それがだんだん、
「このままここにいても、自分はやっていけないのではないか」
という不安につながっていきました。


遅出の働き方も想像以上にきつかった

業務の大変さに加えて、
勤務の負担も想像以上でした。

遅出に入ると、
当たり前のように夜10時頃まで仕事がある日もありました。

その生活リズムだけでもかなりきつかったですし、
そこに人間関係のしんどさまで重なると、
気持ちを立て直す余裕がなくなっていきました。

帰る頃には心身ともに消耗していて、
次の日また同じ環境に行くことを考えるだけで重たく感じていたと思います。


夜勤を覚えても長くいられる場所ではないと思った

働く前は、
急性期の経験を積むならある程度は頑張らなければいけない、
と思っていました。

でも、実際に働き始めてしばらくすると、
私は夜勤を覚えたとしても、この先何年もここで働き続けるイメージが持てませんでした。

仕事を覚えれば解決する、
もう少し慣れれば楽になる、
そう思いたかったのですが、
根本的に「長くいられる場所ではない」と感じてしまったのです。

無理をしながら続ける未来よりも、
このままいたら自分がすり減ってしまう感じの方が強くありました。

そのときに、
ここで経験年数だけを積むことに意味があるのだろうか、
と考えるようになりました。


2ヶ月で辞めたことに迷いがなかったわけではない

もちろん、約2ヶ月で辞めることに迷いがなかったわけではありません。

短すぎるのではないか、
もっと頑張るべきなのではないか、
そう思ったこともありました。

急性期を経験として積みたいと思って入ったのに、
結局続けられなかったことに対して、
情けなさのようなものも感じました。

でも一方で、
あの環境で無理を続けても、
自分にとって良い結果になるとは思えませんでした。

「続けること」そのものが目的になってしまう前に、
離れる判断をしたことは間違いではなかったと思っています。


続けられない場所を離れることも必要だと思った

看護師として働いていると、
どうしても「続けることが正解」という空気を感じることがあります。

特に急性期のような忙しい環境では、
そこで経験を積める人の方が強く見えることもあると思います。

でも、自分に合わない場所で無理を続けることが、
必ずしも正しいとは限りません。

私はこの2ヶ月の経験を通して、
続けられない場所を無理に耐え続けるより、
自分に合う働き方や環境を考える方が大事だと感じました。

経験年数だけではなく、
自分がどういう環境で力を出しやすいのかを知ることも、
同じくらい大切なのだと思います。

訪問看護に行けるのか不安だった頃のことは、
こちらの記事にも書いています。

▶ 急性期に行かなかった看護師は訪問看護で通用する?精神科スタートの私の体験談


まとめ

私は一度、
急性期機能もある病院の地域包括ケア病棟で働きましたが、
約2ヶ月で辞めました。

急性期の経験を積みたいという気持ちはありました。
年齢的にも、今のうちに経験しておいた方がいいのではないかと思っていました。

でも、実際には人間関係のきつさ、
アセスメントがうまくできない苦しさ、
進歩を感じられない焦り、
遅出勤務の重さが重なり、
長く続けられる場所ではないと感じました。

短期間で辞めたことに迷いがなかったわけではありません。
それでも、無理を続けて自分をすり減らす前に離れたことは、
今振り返っても必要な判断だったと思っています。

もし、
「ここで頑張るべきなのか」
「短期間で辞めるのは甘えなのか」
と悩んでいるなら、
続けることだけが正解ではないこともあると伝えたいです。

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