看護学校を中退したその後、何をしたらいいのか分からなくなる人は多いと思います。
「辞めたあと、どうやって生きていけばいいんだろう」
「もう看護師にはなれないのかな」
「中退した自分に、次の道なんてあるんだろうか」
私も、看護学校を中退した直後はそんなことばかり考えていました。
実習で心が限界になって退学したあと、少し楽になった気持ちもありましたが、それ以上に大きかったのは先の見えない不安でした。
今だから言えるのは、看護学校を中退したその後は、すぐに答えが出なくても大丈夫だったということです。
私自身、すぐに看護の道へ戻れたわけではありませんでした。
遠回りもしましたし、別の道を考えた時期もありました。
それでも最終的には、准看護学校に入り直し、その後に進学課程へ進んで看護師になりました。
この記事では、看護学校を中退したその後に私が実際にやったことを書きます。
今まさに中退後の進路に迷っている人の参考になればうれしいです。
看護学校を中退したその後、最初にあったのは安心より不安でした
看護学校を辞めた直後、私は「これでやっと少し休める」と思いました。
毎日の実習、記録、先生とのやりとりから離れられたことで、確かに少しだけ気持ちは軽くなりました。
でも、そのあとすぐに別の苦しさが来ました。
それが、「この先どうするのか分からない」という不安でした。
学校にいる間は、つらくても毎日やることがありました。
でも中退したその後は、急に先が見えなくなります。
「中退した自分をどう思われるんだろう」
「親に申し訳ない」
「看護師なりたかったから悔しいな」
そんなことを何度も考えました。
中退すると気持ちが全部楽になるわけではありません。
むしろ、つらい環境から離れたあとに、これからの人生をどうするかという新しい不安が始まることもあります。
一時期は、医療や介護の仕事から離れたいと思っていました
中退した直後の私は、もう病院や介護の仕事から離れたい気持ちが強くありました。
看護のことを考えるだけで苦しかったので、「もう別の分野でやり直したい」と思っていました。
看護学校では2年半、医療や看護の勉強をしてきました。
それでも、その頃は「せっかく学んだことを生かしたい」という気持ちより、「とにかく今までと違うところに行きたい」という気持ちのほうが大きかったです。
それだけ、実習で受けたダメージが大きかったのだと思います。
今振り返ると、あの頃の私は、看護そのものが嫌になったというより、心がかなり疲れ切っていました。
中退したその後、私は職業訓練を受けました
看護学校を中退したその後、私は職業訓練を受けました。
当時は、看護とは別の道に進めるかもしれないと思っていたからです。
半年ほど通い、資格もいくつか取りました。
でも、実際にやってみると、勉強の内容が自分には難しく感じたり、興味を持ちきれなかったりして、「この道でやっていきたい」とまでは思えませんでした。
中退後は、「せっかく辞めたんだから、次は失敗しない道を選ばなきゃ」と考えがちです。
私もそうでした。
でも、やってみないと分からないこともあります。
職業訓練に行ったこと自体を、今は無駄だったとは思っていません。
あの経験があったからこそ、自分が本当に進みたい方向を考え直すことができました。
就職活動もうまくいかず、自分の進路にまた迷いました
職業訓練のあと、就職活動もしました。
でも、思うようには進みませんでした。
経歴のこともあり、なかなか採用にはつながりませんでした。
採用をもらった会社もありましたが、自分の中で「ここで本当にやっていけるのか」という迷いが強く、辞退したところもあります。
飲食業から採用をいただいたこともありましたが、そのときの私は、そこに進む決断もできませんでした。
中退したその後に苦しかったのは、「辞めたこと」そのものだけではありません。
辞めたあとも、自分の進路がなかなか決まらなかったことです。
「自分は何がしたいんだろう」
「どこに向いているんだろう」
そんなことを何度も考えていました。
少しずつ、学んできたことを生かせる道を考えるようになりました
別の道を考えて、実際に動いてみたからこそ見えたこともありました。
それは、私はやっぱり、まったく知らない分野より、今まで学んできたことを少しでも生かせる道のほうが合っているのかもしれない、ということでした。
看護学校では2年半、医療や看護について学んできました。
その経験があるなら、まったく関係のない分野に行くより、少しでも役立てられる仕事のほうがいいのではないかと考えるようになりました。
そこで私は、免許がなくても始められる病院の看護補助の求人に目を向けました。
最初は、「また病院に戻るなんて無理かもしれない」と思う気持ちもありました。
でも同時に、「いきなり看護師を目指すのは無理でも、少し離れた立場から現場に関わることならできるかもしれない」とも思いました。
一般病院の看護部長さんとの出会いが、その後の進路を変えました
私は、一般病院の看護補助の求人に応募しました。
そのとき面接をしてくださった看護部長さんが、私の経歴を聞いたうえで、別の病院を紹介してくれました。
それが、家から近い精神科病院でした。
その病院では、毎年准看護学校に職員を送り出していて、奨学金制度もあると教えてもらいました。
今思うと、この出会いは大きかったです。
もしあのとき、その看護部長さんに出会っていなければ、今の道にはつながっていなかったかもしれません。
中退したその後は、自分ひとりでは前に進めないこともあります。
でも、人との出会いや思いがけないきっかけで、進路が開けることもあるのだと感じました。
精神科病院で看護補助として働いたことが、再出発につながりました
私は、その精神科病院に看護補助として入職しました。
そして1年間働いたあと、2年目に准看護学校へ入学しました。
中退した直後の私にとって、いきなり「もう一度学校へ戻る」というのはかなりハードルが高かったと思います。
でも、看護補助として働く中で、少しずつ現場の空気に触れ、「もう一度学んでみたい」という気持ちが戻ってきました。
いきなり元の場所へ戻るのではなく、少し距離のあるところから医療の現場に関われたことが、自分には合っていたのだと思います。
看護補助として働いた時間は、ただのつなぎではありませんでした。
あの時間があったからこそ、私はもう一度看護の道を目指せました。
看護学校を中退したその後、遠回りでも道はつながっていきました
中退した直後は、ここまで来られるとは思っていませんでした。
別の道を考え、職業訓練を受け、就職に悩み、看護から離れたいと思った時期もありました。
そのときは、ひとつひとつが遠回りにしか思えませんでした。
でも今振り返ると、その全部が今の自分につながっていたのだと思います。
中退したその後、すぐに立ち直れなくても大丈夫です。
すぐに次の進路を決められなくても大丈夫です。
遠回りしても、自分に合う形で進めば、その先につながることがあります。
私にとっては、看護補助として働き、准看護学校へ進み、その後に進学課程を経て看護師になる道がそうでした。
中退したその後に大事なのは、すぐ正解を出すことではないと思います
中退したあと、多くの人が「早く次を決めなきゃ」と焦ると思います。
私もそうでした。
でも実際には、すぐに正解を出すことより、今の自分が何なら続けられそうかを少しずつ考えることのほうが大事だったと思います。
一度つまずいたあとだからこそ、見栄えのいい道や最短ルートよりも、自分が無理なく進める道を選ぶことが必要なこともあります。
もし今、看護学校を中退したその後の進路で迷っているなら、今すぐ全部を決めなくても大丈夫です。
少し遠回りしても、あとからつながる道はあります。
まとめ|看護学校を中退したその後も、遠回りしながら前に進めました
看護学校を中退したその後、私はすぐに看護へ戻れたわけではありませんでした。
一度は医療や介護から離れたいと思い、職業訓練を受けたり、就職活動をしたり、別の道も考えました。
でも、その中で少しずつ、学んできたことを生かせる道を考えるようになりました。
そして、一般病院の看護部長さんに精神科病院を紹介してもらい、看護補助として働いたことが、再出発のきっかけになりました。
その後、私は准看護学校へ進み、さらに進学課程を経て看護師になりました。
中退したその後は、不安も迷いも大きいと思います。
でも、すぐに答えが出なくても、遠回りでも、自分に合う道を探していくことはできます。
もし、私が中退後にどんな進路をたどって再入学につながったのかをもっと詳しく知りたいなら、こちらの記事にまとめています。
▶ 看護学校を中退した後の進路|私が再入学して看護師になるまで
また、まだ辞めるかどうかで迷っているなら、退学を決める前に考えたいことをこちらにまとめています。
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